即時型アレルギーと遅延型アレルギー

カウンセラーの北野です。
2年前にアニサキスアレルギーと診断され、それからアニサキスのいる可能性がある魚は除去(食べない)する生活をしてきました。
厳密な治療を取っている人は、出汁から調味料から少しでも魚由来の物を使っている食物は取らないようにしていますが、私はとてもそれは我慢できないため、概ね海にいる魚を食べないようにしています。

完全除去の代わりと言ってはなんですが、私はファスティング(断食)と腸内細菌を整える、ということを意識した食事をしています。
というのも、アレルギーは、アレルゲン量と免疫力のバランスによって症状が出るか出ないかが決まると最近では言われ始めたからです。
そう言われてみれば、蕁麻疹が出たり、アナフィラキーを起こした時は、決まってものすごく疲れていた時でした。

効果検証のために、ほぼ1年置きにアレルギー検査をしていますが、その結果がこれです。

 

アレルギー検査結果 アニサキス

アナフィラキシーを起こした後はIgE(抗体値)が100以上、クラス6と最も重症でしたが、昨年はなんとクラス4、そして先日の結果はクラス3まで下がってきました。
数値も11.5です。
苦労した甲斐があったというものです。

ちなみに、食べてすぐにアレルギー反応が出るのは、即時型アレルギーと言われています。

そして、私は、遅延型アレルギーのことも気になっていました。

というのも、やはりこの2年程、原因のわからない頭痛と悪心が2,3日続いたと思ったら、ケロッと治り、を繰り返していたからです。
ウィルス検査もしていないのに、ウィルス性の風邪と診断されたこともありますし、年齢的には更年期障害かなとも思いましたが、治療をしても変わらず。
遅延型アレルギーは、その食物を口にしてから、数時間または数日してから症状が現れるため、原因がわかりにくいとのこと。
それで、もしかしたら・・・と思って、先日こちらも検査をしてみました。

自宅で血液を採って送り、1週間で結果が出ました。

 

遅延型アレルギー

こんな感じで結果がもらえるのですが、いやはや結構な食品に対して抗体値(遅延型はIgG)が高い高い。

牛乳は数値が振り切れるほどですが、他にもエンドウ豆、卵白、醸造用イースト、大麦、マスタードなどがクラス4以上でした。

医者によっては、そういった食品は全く食べないように指導する人もいれば、食べながら乳酸菌などのサプリで腸内を整える理論を支持する人もいるようで、まだ治療方針も定まっていない様子です。

私は、とりあえず牛乳と卵とお酒を控えつつ、腸活かな~と思っています。
ちなみに、昨日まで3日間のファスティングをしていました~!
安全なファスティング(断食)のご指導もしていますので、ご興味ある方はお問合せくださいね!