梨の名前

カウンセラーの竹田です。

この夏、地元の梨に魅了されました。
果物の梨です。
お盆明け頃から、毎朝2L、3Lといった大きな梨を味わっています。

たかが梨、と思う方も多いかもしれませんが、この梨を手に入れるために、
地元の直売所に毎週並びました。正午から売り出すのですが、一人一袋(3個~5個)限り、
で、開店前から長蛇の列ができて、
場合によっては、直売所のおじさんから「今日はここまでしか買えないよ」と告げられてしまいます…。
確実に買いたかったら、11時半から炎天下並ぶことになります。

そこまでして食べたい梨。甘さと香りとたっぷりの水分が、暑さに疲れた夏の体を癒してくれる実感がありました。
今までで一番梨を食べた夏です。

梨の種類と言えば、「二十世紀」と「長十郎」しか知りませんでしたが、
「あきづき」「あきあかり」「菊水」など初めて聞く種類があり、他に「豊水」「幸水」等、
様々な梨を味わうことができました。
名前を知り、それぞれの個性を知ると、今まで一括りに「梨」と思っていたものの世界が急に広がったような気がしました。

10代の頃から果物にアレルギーがあり、長い間避けていたのですが、最近症状が無くなってきたので、食べるようになりつつあります。
だから、梨の美味しさも名前も分かっていなかったのかもしれません。
身近なところに、気に入ったモノを見つけて、ささやかな満足を感じています。