緊急性をあげない

カウンセラーの竹田です。

2週間に2回パソコンが壊れました。
1回目は、長年使ってそろそろ買い換えようと思っていた矢先、
電源が入ってもその先に行けない状態になり、修理に持って行ったら、
修理不能、で買い換えることになりました。

2回目は、その新しいパソコンが、使い始めて2週間後にもかかわらず、使用中に異音を発してフリーズしました。
買った店に持って行ったところ、交換ということになりました。

立て続けの故障や買い換えは、予定外で予想外のことで、なかなかのストレスを感じました。

思い返すと、こういう故障、修理、買い換えは時々遭遇してしまう事態で、
避けられるものなら、避けた方が良いし、
早めに買い換えれば回避できたことなのに…。

真夏に冷蔵庫が壊れたことがありました。
もうずっと以前のことで、ネットも携帯もない頃、仕事も休めずに、新しい冷蔵庫を手配することにとても苦労したことを思い出します。
手配可能なモノであることを優先した結果、使い勝手の悪い冷蔵庫で、ずっと苦々しい思いが残りました。
壊れた冷蔵庫の中の食品の処分が大変だったことは言うまでもありません。

時間の有効な使い方のセミナーに行ったことがありますが、
その時習った「緊急性を上げない」という項目が印象的でした。
物事の「重要度」と「緊急性」を判断して、重要度が高いけれど、緊急性が低いモノを日頃から計画的に片付けておく、というやり方です。重要度が低いモノは緊急度性が上がってもたいした問題にはなりませんが、重要度が高いもモノの緊急性が上がったときにはダメージが大きくなるからです。

パソコンの買い換えは重要度の高いモノですが、今回壊れたので、買い換えの「緊急性」が高くなりました。
他の用事の予定を変えても、以前から心づもりをしていた予算を上回っても、気に入っているメーカーではなく妥協しても、まず、新しいパソコンを手に入れることを優先せざるを得なくなりました。
これが、故障ではなく、普通の買い換えであれば、「緊急性」はそれほど上がらず、時間的にも予算的にも気持ちにも余裕をもてていたはずです。

重要度の高いモノの「緊急性」が高くなる前に対処することが時間を有効に使うポイントだとわかっていたハズでしたが、こうして時々また思い知らされます…。

年末年始、壊れそうなモノの心当たりがある方は、早めの買い換えをお勧めします!