納豆,塩辛,チョココロネ

こんにちは。カウンセラーの鶴田です。

好きな食べ物は美味しいもの、嫌いな食べ物は不味いもの、と日頃、
「基本的に好き嫌いはない」、
と豪語しているワタクシですが、若かりし頃には苦手な食べ物もありました。

納豆と烏賊の塩辛、そしてチョココロネです。

納豆は、幼少時には納豆売り(歳が…)の声が聞こえると、
親に買うように催促していたほど好きだった(って聞かされて育った)のが、
あのネバネバとにおいがダメになって、食べられなくなった時期がありました。
まあ、これは10代の一時期だけでした。

そして烏賊の塩辛。これはどうも小さい頃に、食べたら蕁麻疹かなんかが出て(と親に聞いた)、
それ以来、ずーっとダメだったのです。
それが、長じて日本酒を飲めるようになったら、自動的に好きになりました。
なんなんでしょうね。

チョココロネは、ちょっと変わっていて、カスタードや生クリームのコロネは大丈夫で、
チョコクリーム単品も平気なのに、あわさると苦手、というものでした。
これは今でも覚えている、ある出来事がきっかけでダメになったものです。

当時、小学校低学年のワタクシは風邪で体調を崩して、親に連れられて病院にいました。
食事を摂っていなかったため、診察後、待合室で菓子パン、好物だったチョココロネを食べたのですが、
まだ無理があったのでしょう、食べてすぐに、もどしてしまったのです。
それをきっかけに、以後、長きにわたって、チョココロネが食べられなくなってしまいました。

なにか特定の食べ物を食べたあとに体調不良を経験すると、同じ物を食べようとしたときに
嫌悪感をおぼえて、食べられない、という現象を“ガルシア効果”といいます。
パブロフ博士の実験で有名な、いわゆる条件反射とかの特殊な例、と考えられてきましたが、
最近の理論では、迷走神経あたりの凍りつき反応とかトラウマ反応、とかいうのもあるようです(※)。

どっちにしろ、今はチョココロネ、普通に食べられます。日本酒がきっかけ、ではありませんが。

んでわ。

※ポリヴェーガル理論では、背側迷走神経複合体による凍結反応・凍りつき反応(トラウマ反応)だとされる。

 

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