ありのままの自分を認める

気分向上委員会では、提携している企業様向けに毎月、日常で役に立つメンタルヘルスに関するアドバイスを「通信」として発行しています。
その通信も、今月でなんと48号めになりました。
ちょっとキリが悪いけど、4年間も続いたってことでもありますね。拍手～パチパチ。

正直なところ、最初は何度か同じネタを繰り返してもいいんじゃない？と思っていたのですが、各カウンセラーの志がとても高く（！）、どんどん新たなテーマを発掘して毎号違う内容をお届けしております。
そんなわけで、これからはこちらのブログでもその内容をリメイクしてお届けしていきますので、どうぞ読んでくださいね。

さて、今回の本題、「ありのままの自分を認める」です。

カウンセリングで、かなりの頻度で話題に出ることがあります。それは・・・

◆自分に自信がなく、言いたいことが言えない。
◆もっと頑張らないとダメ、と自分に厳しい気持ちがある。
◆自分のことが好きになれない。

という悩みです。
自己肯定感が低いんです。という方もとても多いです。

そんな方は、いずれも、ありのままの自分を認められると、気持ちが楽になり、一歩前に進むことができます。

自分の良いところもそうでないところも、否定しないで、そのまま受け入れることが
「ありのままの自分を認める」
ということです。
こんな風に思っちゃいけないんだ！と、自分の気持ちをどんなに否定しても、その気持ちは消えてしまうわけではなく、何かの場面で葛藤がおきます。

「ありのままの自分を認める」とこの葛藤を解消できてスッキリした気持ちになります。
そうは言っても、この「ありのままの自分を認める」って抽象的でなんだか難しいですよね。

ありのままの自分を認めるために
①自分の感じていることに丁寧に向き合ってみる。
②自分の感じていることを否定しない。
③「私は～と感じている」と具体的にとらえてみる。
等、試みることをお勧めしています。

自分に厳しくなりがちな方には、自分以外の人（大切な親友や恋人）が同じ状況だったらどんな言葉をかけてあげるかを考えてもらいます。
大切な人には、同じ状況でも「そんなに頑張らなくてもいいよ。十分頑張ったよ。」と、優しい言葉をかけている人がほとんどです。
そんな風に自分にも声をかけてあげてください。
自分を認められない原因が過去の体験（両親からの言葉やいじめなど）にある方も多いです。
「おまえはダメだ」と言い続けられてきたら、いつの間にか自分でもそう思い込んでしまっても不思議ではありませんよね。
長年の信念を見直す方法や、原因になった出来事に向き合って自分自身を癒していく方法などで、ありのままの自分を受け入れられやすくなっていきます。

これらの作業は、一人ではつらくて難しかったり、うまくいかないことも多いでしょう。
ぜひ、私たちに、その大切な作業に一緒に取り組ませてくださいね。

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